FXと出会うまで

今日はまだ退場中なので、なぜ投資の世界に足を踏み入れたかを初心に戻って振り返ってみます。


時は200X年…


じゃなかったｗ


2004年、ちょうど新婚の頃に考えた。

2000年に会社に入って約4年経ち、それまでの生活とは一変し、月3万のお小遣い生活となった。

週に3~4日は、女の子のいるお店で飲んでいたオレがそんな生活で満足できるわけがない…。

給料以外に収入の無いオレは、大学の頃に覚えたパチスロで勝負するしかなかった。
月～金までサービス残業、変わりばえのない毎日にうんざりしながらもパチンコ屋に向かう。

数時間で10万出たり、財布に入っていた3万円が2時間で消えたりと、そんな毎日を送っていた。

ふと、パチ屋で周りを見回すと、オレと同じようなリーマン、かつての自分を見るような金髪の兄ちゃん、未来を暗示するかのようなしょぼくれたオヤジ…。

不機嫌そうに、やっつけ仕事でスロットを回し続ける。

そんな毎日を送りながら、ふとグラビア目当てで買った雑誌に株で数億儲けた！みたいな記事を目にした。

当時のビジネス雑誌は、こぞって投資が熱いみたいな記事ばかりだった。
その頃はその日暮らしで、貯金どころか車のローンやカードの支払いに追われるような生活を送ってきたオレにとっては、興味すら湧かなかったが、その時は違った。


株って、そんなに儲かるのか…。


オレの頭は、株で頭がいっぱいになった。

当時はPCすら持っていなかったオレは、店頭取引しか無いと決めつけ次の日には、野村証券へと向かっていた。

口座申請はしたが、窓口でのやり取りでオレの頭の中とは1ケタ、額が違っていた…。
100万円なんてあったら、遊んで使ってしまうのがオレの流儀だ。
5万や10万じゃ話にならない…。

取引手数料の片道が確か2,625円とかかかるんだぜ？

今じゃとてもじゃないが考えられない…。

オレは途方に暮れてしまった…。


続く…。（気が向けばｗ）